洋上風力で水素を製造・貯蔵・運搬する
Wind Hunterプロジェクト
『Wind Hunterプロジェクト』とは、洋上風エネルギーを利用する帆の技術と、この風のエネルギーで造った水素による安定エネルギー活用技術を組み合わせた究極のゼロエミッション事業であり、商船三井殿がオーナーとなり大内海洋コンサルタントがプロマネを実施。当社(スマートデザイン)も2021年に地元佐世保市の西日本流体技研、日本海事協会、海技研、東京大学、みらいえね企画と共に大村湾での実証実験に参画しました。
実験概要
・Wind Hunterは風の推進力を利用し水流発電により発生した電力で水を分解し、水素を生成し、吸蔵合金へ蓄積します。その後、貯めた水素を取り出し燃料電池で発電した電気で電動プロペラを回しで推進する、まさに自然エネルギーのリサイクルモデルの実験を行いました。
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当社の主な担当
当社は船舶設計ノウハウを活かし、実際の小型ヨットをレーザスキャンを使って3D化。その上で船内に水電解装置、燃料電池その他の機器の搭載設計を実施しました。
また各種実験データをクラウド上で見える化するクラウドモニタリングシステムを開発しました。
大村湾での実験を遠くなはれた東京から関係者がモニタリングしながら実験を実施しました。

